【建築社長必見】あなたの会社が“選ばれない”4つの根本原因|工務店・リフォーム集客【カチクラ電波 E1-1】

「良い仕事をしているのに、なぜか仕事が増えない…」そう感じたことはありませんか?多くの中小建築業の社長が抱えるこの悩みは、決してあなただけの問題ではありません。現役社長であり、広告費ゼロで年商5億円を達成し続ける稲葉高志氏が、その根本原因を徹底解剖。今回は、その前編として「選ばれないループ」の正体、そして4つの壁について詳しく解説します。

目次

はじめに:なぜ「いい仕事」をしていても選ばれないのか?

新築注文住宅の工務店やリフォーム専門業者、塗装屋さんなど、多くの社長から共通して聞かれる声があります。

「うちの技術は確かで、誰よりも真面目に仕事をしているのに、なぜか新しい仕事が増えない」

「良い仕事をしていれば、いつかお客様にわかってもらえるはずだ」

この思いは、職人魂そのものであり、決して間違いではありません。しかし、現代の市場ではそれだけでは通用しない厳しい現実があります。いい仕事をしていても、もしそれが「お客様の目に触れなければ」、存在していないのと同じことになってしまうのです。

お客様がまず最初にすること:スマホでの情報検索

現代のお客様は、リフォームや新築を考えたとき、まずスマートフォンで検索をします。

  • 「世田谷区 リノベーション おすすめ」
  • 「外壁塗装 費用 相場」

Instagramでデザインを探し、YouTubeで知識を深めるのが当たり前の時代。つまり、良い仕事をしているという噂だけでは、もはや選択肢にも入れてもらえない可能性があるのです。

私たち自身も、何かを買うときは必ず調べますよね。その会社の社長の顔が見えたり、考え方がわかったりすると安心感が生まれます。この安心感こそが、選ばれるかどうかの分かれ道なのです。

多くの社長が抱える漠然とした不安の正体とは?

多くの中小建築社長が感じている漠然とした不安の正体は、「伝える力の不足」と「時代に合った情報発信戦略の不在」にあります。

その結果として、真面目に仕事をしているにも関わらず、抜け出せない「選ばれないループ」に陥ってしまっているのです。

この「選ばれないループ」とは何か?これから詳しく解説します。

選ばれないループの正体:4つの壁とは?

なぜ真面目に仕事をしている会社が選ばれないのか?その根本原因は4つの壁に集約されます。

1. 大地の壁:そもそも知られていない

最も見過ごされがちな壁は、「存在しているのに知られていない」こと。ウェブ上で見つけてもらえなければ、存在しないのと同じです。

自慢の施工事例や最新の外壁塗装写真がホームページの片隅で眠っているだけでは、誰の目にも届きません。かつて地域の情報誌や新聞折込チラシが担っていた認知の役割は、今やGoogleやSNSに完全に移行しています。

この新しい場所で知られる努力をしなければ、会社は静かに忘れ去られてしまうのです。

2. 魅力の壁:思いが言葉になっていない

2つ目の壁は、会社の魅力や思いが適切に伝わっていないことです。専門用語や技術的な話ばかりをしても、お客様には伝わりません。

例えば、「戸建てリノベの構造計算の重要性」や「サイディング材質の違い」を熱く語っても、お客様は「それで私たちの暮らしがどう良くなるのか?」という問いに答えが得られなければ、響かないのです。

私たちは常に、お客様の視点に立ち、たった一つの問いに答える必要があります。それは「あなたの会社の仕事で、私たちの暮らしはどのように良くなるのか?」です。

3. 信頼の壁:お客様から信頼されていない

3つ目の壁は、信頼が築けていないこと。これは関係構築における決定的な失敗です。

水回りリフォームの見積もりでなぜか相見積もりに負けてしまう、エクステリアの提案は褒められるのに契約に至らない、こうした事例は価格だけの問題でしょうか?

お客様は人生をかけて買い物をしています。その心の奥底には「本当にこの会社は大丈夫か?」という無数の不安が渦巻いています。

社長の人柄、職人の顔、会社の理念、過去のお客様の声、情報発信を通じて、これらの不安を一つ一つ丁寧に解消し、安心感を与えられているでしょうか?

この信頼の階段を築いていない会社が、最後に選ばれることはありません。

4. 戦い方の壁:時代遅れのやり方に固執している

最後の壁は、戦い方が時代遅れであることです。過去の成功体験という名の呪縛に囚われている状態です。

「昔はこのやり方でうまくいった」という言葉は、長く業界にいる人ほど陥りやすい罠です。2000年代初頭にネット集客を始めた稲葉氏も、多くの同業者に笑われましたが、その決断が今の会社を支えています。

過去の栄光に浸っている間に、ライバルはウェブで新しい顧客と出会い、未来の契約を次々と決めているかもしれません。

4つの壁が選ばれないループの正体

ここまで解説した4つの壁、「知られていない」「魅力が伝わらない」「信頼されていない」「戦い方が時代遅れ」が、選ばれないループの正体です。

この状態では、どんなに良い仕事をしてもお客様には届かず、静かに市場から消えていくことになります。

しかし、この壁は必ず乗り越えられる

大切なことは、この壁は決して越えられないものではないということです。問題の本質を直視できたなら、あとは解決するだけです。

次回の後編では、この4つの分厚い壁を一つ一つ破壊していくための具体的な「3つの脱出戦略」について詳しくお話しします。これらは、あなたの会社が「選ばれる会社」へと変貌を遂げるための最重要情報です。

まとめ:あなたの会社が選ばれない本当の理由と未来への第一歩

今回は、なぜ「いい仕事をしているのに選ばれないのか」という悩みの根本原因を、4つの壁として明確にしました。

  • 知られていない:ウェブやSNSでの認知不足
  • 魅力が伝わらない:お客様目線での情報発信不足
  • 信頼されていない:不安解消と信頼構築の不足
  • 戦い方が時代遅れ:過去の成功体験に固執している

これらの壁を理解することが、選ばれないループから抜け出すための全ての始まりです。あなたの会社の未来を変えるために、ぜひ次回の後編もご覧ください。

また、今回の内容をさらに深く学べるブログ記事や、あなたの会社の情報発信を根本から変えるサービス「KACHIKURA360™」の詳細、無料個別戦略相談のお申し込みも動画概要欄にてご案内しています。本気で会社を変えたい社長様はぜひご確認ください。

よくある質問(FAQ)

Q1: いい仕事をしているだけでは本当にダメですか?

A1: いい仕事はもちろん大前提ですが、現代ではそれだけでは選ばれません。お客様に「見える化」され、伝わる努力が不可欠です。

Q2: どうしたら「知られていない」問題を解決できますか?

A2: ウェブサイトやSNSでの積極的な情報発信とSEO対策が必要です。ホームページを持っているだけでは不十分です。

Q3: 専門用語を使わずに魅力を伝える方法はありますか?

A3: お客様の視点で「それが暮らしにどう役立つか」をシンプルに伝えること。専門用語よりもベネフィットを明確にすることが大切です。

Q4: 信頼を築くには何が必要ですか?

A4: 社長や職人の人柄、過去の顧客の声、理念の発信を通じて不安を解消し、安心感を与えることが信頼構築につながります。

Q5: 時代遅れの戦い方とは具体的にどんなものですか?

A5: 伝統的なチラシ配布や口コミだけに頼る、過去の成功体験に固執しウェブ集客やSNS活用を怠ることが時代遅れの戦い方です。

最後に

あなたの会社が「選ばれない」理由は、決してあなたの仕事の質や技術力の問題ではありません。大切なのは、現代の情報発信戦略を理解し、実践することです。

次回の後編では、これらの壁を打ち破る「3つの脱出戦略」を具体的に紹介します。ぜひチャンネル登録と通知設定をオンにして、最新情報を見逃さないようにしましょう。

このブログ記事が、あなたの会社の未来を切り拓く一助となれば幸いです。

本記事の元となった動画はこちらからご覧いただけます。ぜひチェックしてください。

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